気温44度のラスベガスの空港で、デルタ航空機内のエアコン故障!飛行機はなんか離陸しないし、乗客と客室乗務員はバッタバッタと倒れるし、これは厳しいという状況になった、という話

事実関係

2023年7月17日(月)
ラスベガス・ハリー・リード国際空港の
滑走路に停まっていた航空機内で、
離陸を待っていた乗客の多くが
体調を崩した。

外気温44度の暑さに加え、
航空機内のエアコントラブルがあったこと原因だ。
さらにエンジントラブルで離陸時間も延長されていた。

そして、飛行機は離陸することなく、
3時間以上も滑走路で待機していた。

機内で4時間が経過した後、
デルタ航空側から乗客に対し、
航空機から降りて、空港に戻るように求められた。

体調を崩した乗客の数人が、
航空機から担架で運び出された。

この便の本来の予定

ハリー・リード国際空港から、午後1時には離陸し、
ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港に
到着する予定だった。

当日のラスベガス市の状況

ラスベガス市の気温は
現地時間の午後2時28分に
44度に達していた。
ラスベガス市の歴代最高気温に3度差まで迫る暑さだった。

乗客の証言

偶然、同便に搭乗していたFOXニュースのクリスタ・ガーヴィン氏

「離陸を待つ間、
駐車した車に閉じ込められた犬のようだと感じました。
飛行機のエアコンが動かなかったんです」

「約2時間後、
パイロットが乗客に
『緊急事態が発生した場合、コールボタンを押してください』と言いました。
事態は悪化し始めていました」

「デルタ航空は
『乗客が飛行機から降りることは可能です。
しかし、アトランタ行きの別の便に乗るには
数日かかる可能性があります』と言いました。
これにより、乗客が下りる決断をすることが
難しくなってしまいました」

「何人かが吐いてしまったので、衛生部員が乗船してきました」

「一人の女性が通路を歩いていました。
彼女は目に見えて具合が悪そうでした。
目を開けることもできず、前後に揺れていました。
その女性は、乗務員が酸素マスクを装着させるため、
飛行機の前の方に座ることになったのだそうです」

「私からは、少なくとも5人が飛行機から降ろされるのが見えました」

「1人の客室乗務員が酸素マスクをつけたまま担架で運ばれました。
後に、客室乗務員も体調を崩していたことが伝えられました」

デルタ航空の対応

デルタ航空は、
少なくとも1人の乗客が
熱中症で救急隊員の手当てを受けたことを認めた。
また、アトランタでの、この回のフライトについて謝罪した。

乗客は予約を取り直し、旅行代金は補償された。

事件に対するデルタ航空の公式発表

「7月17日、ラスベガス発アトランタ行きの555便で、
お客様にご迷惑をおかけし、
最終的に欠航となりましたことをお詫び申し上げます。

デルタ航空では、
機内が不快な温度になった原因を調査しております。

また、ハリー・リード国際空港の職員と
救急隊員の助力に感謝致します」
(FOX Business Newsに書面で声明を発表)

引用:https://www.yahoo.com/news/delta-passengers-flight-attendants-fall-184449580.html

ブログ主の雑感

もうこれ、ものっすごいありがちで嫌な状況じゃないですか。
電車の中に閉じ込められる的な。

飛行機だとねー、
金払ってるし、予定は組んでるし、
もうすぐ動き出すかもしれないし、
で、降りる決断できないのもわかります。

でも、なんでも決断って大事だなと思います。

誤解を恐れず言えば、決断って早ければ早いほどいい。
たとえそれが間違った決断でも。

早ければ時間的な優位さがあるんで
間違った決断だとしても
場合によってはある程度はリカバーできるんですよ。

一方、決断が遅れれば遅れるほど
どんどん状況は悪くなります。
そうすると、当初正解だった選択肢も
いつのまにか正解ではなくなっていて、
どの選択肢にも正解がない、という状況が訪れます。

だったら最初に
バッと選んでおいた方が良かったなんて
よくある話です。

私も決断できない方なんで、
常に自分に言い聞かせています。
「決断は早く!」

コメント

タイトルとURLをコピーしました